2021年06月17日

まん防は柔軟な運用を

 どしーん、と胸に来た・・とでも言いますか、分かってはいたことですが、神奈川のまん延防止措置は来月11日まで延長するという政府の判断。
「我慢も限界」という声が最近では飲食店経営者だけではなく、飲食店の利用者から聞こえてくるようになっている中、危惧するのは政府や県が自粛を要請してもこれを無視されて、あちこちで酒場が繁盛するようなことが常態化し歯止めが利かなくなってしまうこと。そうなったら法治国家としての我が国の基盤は崩壊する・・とは私の杞憂、だとは思うのですが。

 今日正式に決まる政府の決定を受けて、21日以降の対応を協議する神奈川県の思考として大事なことは、まん延防止措置が継続されても、実際の自粛要請の内容や適用のエリアは県の判断で柔軟に運用し得るということ。
 まずは適用エリアを現在の20市町から感染状況を勘案して縮小することができるかということについて検討すること。そして自粛要請についても酒類の全面的な提供自粛を部分的に解除できるか検討すること。とりわけ協力金の支給対象ではない店舗については解除について検討の必要があること。次に時短の要請を何時までにするか。そしてマスク会食などの感染防止に徹底して取り組んでいる店舗には要請内容を緩和することができるか。
 エリアと要請内容というオプションを柔軟に組み合わせ、時間軸についても来月11日までと決めずに適宜感染状況をチェックして、要請を緩めるとこもすれば、厳しくもする。そうしたことで県民が「きちっと協力すれば感染も防止できるし、制約も緩む」というプラス思考を持てるようにすることが大事だと私は思います。もちろん情報の周知や協力金の支払い事務など行政事務の煩雑化は避けられないことにはなりますが。

 こんなことを書いているうちに読売の朝刊では早くも神奈川県が適用エリアを大幅に縮小すると書いています。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20210616-OYTNT50164/
 まあ、気忙しくこんな記事を書く会社もあるということで、議会としては行政側との協議をしっかりとして、これから週末にかかって行きますので、たとえそれが休日の日曜日にかかろうとも会議を招集して速やかに議決という県民合意を形にする事が任務。今日から木、金、土、日・・。議会日程をにらみながらの対応となります。

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2021年06月15日

胸突き八丁

 未曽有の危機のただ中だというのに、国会では野党が内閣の不信任案を提出するという。コロナ禍の今、まさか人流を発生させる総選挙など行えるはずもなく、ここは選挙好きの菅総理も冷静に受け止めて、国会では粛々と否決して感染拡大の防止と間近に迫った東京五輪の開催に向けて努めて頂きたいと思います。

 今、多くの都道府県で行われている緊急事態宣言やまん延防止措置ですが、横浜や川崎、藤沢などの繁華街では罰金を科せられることも覚悟で酒類を提供して深夜まで営業する店舗が増えていると聞きました。自粛という善意と協力金という謝礼で飲食店とそれを利用する人々の行動を抑えていくことが、すでにできなくなってきている今、20日以降の対策をどう打つか、今まさに胸突き八丁の大事な時を迎えているのだと思います。

 今日から県議会は6月定例会の開会。
 まさか解散総選挙なんて、している場合ではないですよね。

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2021年06月14日

時短協力金の再申請について

「インターネットなんか使えないし・・」
 やり方もよく分からないまま郵送での申請書類を作っているうちに申請期限が過ぎてしまい、大事なお金を受け取れなくなってしまった・・と、知人のつてを頼って私の事務所へやって来たその人は伏した瞳を上げるのさえ辛そうでした。
「このままじゃ店のお家賃も払えないし」 
 時短協力金の制度が始まったころには飲食店経営者の皆さんも手続きに慣れておらず、申請期限を過ぎてしまったという相談を複数受けました。これはなかなか難しい相談だな・・と思いながら県当局に確認しましたがやはり「決まりは決まりで・・ごめんなさいどうすることもできません」とお答えするしかありません。
 ガックリと肩を落として帰って行かれる後ろ姿を見送るのが辛くてたまりませんでした。

 県ではこのほどそうした方たちのために再申請の受付をすることになりました。
 朝一番その人に電話を入れました。
 詳しくは県のホームページをご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/coronavirus/kyoryokukin_saishinsei.html?fbclid=IwAR30CxrcDieIsnpGm1WkjDITa57vKMr_ju8ThkjYS4QUbpaQIRx7z4-4a0U

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2021年06月10日

ゾウとネズミ

 ゾウとネズミは同じ時間を生きているだろうか・・ということを考えるときがあります。ゾウが一歩を踏み出す時間の中でネズミは何十歩も歩き、像が一口の食べ物を口に入れて飲み込むまでに、ネズミは食事を終えている・・としたら、ゾウが感じる一日の時間とネズミが感じる一日の時間はまったく違うはずで、同じ一日でもネズミはゾウよりもはるかに長い時間を生きている実感があるのではないか・・なんてことを。

 50才を過ぎたくらいからかな・・。時間に対する感覚が少し変わって来たような気がします。若いころは、米国大統領だって私だって一日に与えられた時間は24時間で同じなのだから、いかにその時間を有効に生きるかで人生は決まる・・なんて思っていましたが、最近ではネズミのように生きるばかりが価値ではないよな・・と。

 今日は「時の記念日」
 55才の私が普通に生きれば、残りの人生30年。だいたい一万日・・か。時間に少しゆとりをもちながら生きていきたいものです。

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2021年06月08日

パワハラ

 何か月か前に相模原市の市議会議長がパワハラを理由に辞職しましたが、今度は大和市の市長にパワハラの疑惑が持ち上がり、マスコミに報道されています。こういう事というのは、きっと氷山の一角のまた一角で、きっとどこの自治体にも大なり小なりあるんじゃないかな・・と、個人的には想像しています。現にとある自治体では議員のパワハラを告発する怪文書が出回ったりしているとか・・。
 たしかに、首長や議員の中にはやたらに感情を露わにする人が居て、それはもちろん世の中を良くしようという思いとか、行政の動きに対するイラ立ちが原因だったりするのでしょうけれど、相手の個人に対して威圧的な態度をとってしまえば、それはされた側の受け止め方次第でハラスメントになってしまいます。そして、やった本人にはその自覚が無いことが多いので、やる人は何度も繰り返すことが多い。ですから、やはりこれは問題だと感じる事例についてはうやむやにしてしまわずに告発すること、そしてそれを第三者が公平な立場からジャッジできる仕組みと風潮がもっと醸成されるべきだと感じます。

 5月のうちに梅雨に入ったか・・と思わせる天候がありましたが、その後晴れる日が多く、今度はなかなか梅雨入りしない日が続いていますね。今日あたりはかなり暑くなりそうですのでお身体ご自愛ください。

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2021年06月05日

もし私が・・・

「オリンピック・パラリンピックの東京2020大会の競技については、日本政府として不退転の決意をもって実施します。ただし、これは競技についてです。すなわち、競技以外の聖火リレーや歓迎会、パブリックビューイングなど、各種のイベント等についてはすべて中止し、競技会場は無観客とするなど、感染防止の観点から人流を促すものはすべてあきらめ、シンプルにアスリートたちによる競技のみを実施致します。当然、選手及び関係者のPCR検査や行動制限等の感染対策は徹底して行い、選手村のみに滞在して頂き、競技が終われば速やかに帰国して頂きます。また、開会式、閉会式については大幅に規模を縮小し、静粛な中で、オリンピック本来の精神に則り、厳かに執り行いたいと思います。そして、今人類が直面しているコロナ禍において犠牲になられた人々を哀悼し、改めてこの危機に打ち勝つ誓いの場としたいと思います。国民の皆様のご協力をここに改めて要請します」

 もし私が総理大臣だったら・・・と、思いながら書いてみました。

 フランスに在住している友人からメッセージが届きました。「どうして日本人はこんなに激しくオリンピックに反対するんだ。日本の感染者は他の先進国に比べて極めて少ないではないか。フランス人は次の開催国として期待しているのに、日本人として恥ずかしい」と。「そんなに激しい反対運動なんか起きてないよ」と返信したのですが、どうやらごくごく一部の人たちが行ったデモ行進の様子に激しいキャプションをつけてフランスでは連日のようにテレビに流れているようです。

 昨日、県庁のロビーに設置された掲示板はオリンピック・パラリンピック東京2020大会の開催まであと49日と表示していました。
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 掲示板を見ながら、もし自分がこの国の宰相であったなら、どんなことを判断し、国民にどんなアピールをするだろうと、勝手な想像をしてみました。もちろん、オリパラの開催は開催都市の東京都と国際オリンピック委員会の主催することですから、政府がどこまで言えるか・・という問題はありますが。


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2021年06月02日

徹夜議会

 5月31日、まん延防止措置の延期と適用地域の拡大(平塚市・小田原市・秦野市)をするための県議会の審議は、関係委員会での審議に時間を要し、徹夜の末、本会議での採決は翌朝の4時15分となりました。
 審議に時間を要した理由(論点)はいろいろあるのですが、例えば措置の解除について、飲食店も関連業者もお客さんも我慢の限界が来ている中で、新規感染者の数や病床の使用率など、どこまで改善したらまん防措置を解除するといった、明確な目標を示して県民の協力を求めなければ、理解して頂けないのではないか。という議会側に対して、県知事サイドは理解を示すものの、「総合的判断」という裁量の余地を残しておきたい。「なぜだ?」と問えば「千葉県や埼玉県などとの連携」といった理由があがる。つまり神奈川が良くとも、千葉、埼玉の状況が悪ければ解除できないということか? 三県とも隣接しているわけでもないのに、なぜ連携しなきゃならないの?と更に疑問が・・。そういったことでなかなか議会としては「納得」というところまで議論が深まらないのだけれど、何しろ政府が毎度金曜日に対策会議を開いて、週明けから適用という決定の仕方をするもので、県も県議会も時間を限られた中での審議をして、延長のスタートまでに採決しなければならない・・なので徹夜の審議。

 政府の人たちはこの実態を理解していて、わざわざ毎回金曜日に対策を決めて来るのだろうか・・。

 徹夜明けの昨日も、県内在住外国人の子どもたちの就職と在留資格の問題で会議を主催することになっていましたので、明け方に帰宅して、シャワーを浴びて再び議会に登庁しました。

 とにかく、まん延防止措置なんてものは、金輪際この延長限りで終わらせなければならない。
 本当にそう思いながら、本会議での採決は賛成の起立を致しました。

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2021年05月31日

昨日の読売「地球を読む」

 昨日(5/30)の読売新聞一面の特集「地球を読む」は日本の非常事体制の不備について、とても分かりやすく現状を説明してくれていました。政治や行政に携わる人は、これは読むべきだなぁ・・と偉そうに言ってすみませんが、そう思いました。
 この特集を書いた政策研究大学院の田中学長いわく、PCR検査の早急な強化ができなかったのも、ワクチン開発を国が主導できなかったのも、そしてワクチン接種がなかなか進まないのも、きっと安倍前首相も菅総理もいくら指示してもほとんど意図したとおりに進まない≠ワさに切歯扼腕の思いでいることと思うが制度も能力もないことは、いくら命令しても実現しない≠ニ言うのです。まったくその通りだろうと私も思います。
 このコロナ禍を経験した以上、今からでも私たちの国や自治体は非常事態に対する備えを進めなければなりません。さりとて、非常事態というのは感染症だけではなく、自然災害から軍事的なものまで幅広くある中で、常時これに備えた体制を作るとしたら莫大な経費を浪費することになります。そこで、今回のコロナ禍で言うならば、平時は通常に稼働している医療資源の中から、緊急時においては感染病棟や救急搬送などの設備、医師、看護師のマンパワーなどを広く民間から集められる事前の取り決めをしておくことが重要です。もちろんその際にはそれによって生ずる不足を補う仕組みを考えることが前提となるのですが。

 一昨日このブログに書きましたが、海老名市は救急救命士によるワクチン接種の準備を進めているが、政府からの要請ではなく、政府がそれを考えているという「報道」をもとに準備が進められているのも、まさに法律ができる前に政府が自治体に準備を要請する制度が無いから、ということでしょう。

 いざ、となったら国民みんなの力をうまく結集して、危機を乗り越える。そのための制度や法整備が大切ですが、かつて国家総動員法なるものがこの国にあり、いまだ昭和の戦争体験から、国が国民を巻き込むことの悪いイメージから抜け出せない国民感情があります。まずはこのあたりの感覚を変えていくことから始めなければなりませんね。

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2021年05月29日

海老名市のワクチン接種

 ワクチン接種のこと。改めて海老名市の対応の早さに感心させられます。国が救急救命士による接種(注射)を可能にするよう検討を始めたのを受けて、早速消防本部と協議、集団接種会場にいつでも注射の打ち手として6名の救命士の派遣ができる体制を組んだという。
 更に医療従事者用のワクチンのうち余剰となりそうな分について、市内保育所、幼稚園、学童保育等の従事者に優先接種することも決めたそうです。
 更に、ワクチン接種にキャンセルが発生した場合について、児童民生委員、自治会長、ケアマネ、ヘルパーなどをリスト化し、キャンセルが出たらすぐに連絡して接種をすること。それでも連絡なにどが間に合わないような場合は接種会場のスタッフなどが接種を受け、ワクチンを余らせないようにするとのこと。

 決め方が早くて的確ですね。ただ、これを知らせる海老名市のホームページを読んでいて気付いたことがあります。救急救命士による接種について「国が救急救命士によるワクチン接種を可能にする法整備に乗り出したとの報道を受けて・・・」とあります。つまり、報道が根拠で、国からも県からもちゃんとした連絡は無いということですね。ワクチンについては政府の対応が後手に回る中、自治体としては報道をもとに対応を図らなければならないというのはいかにも決断のいること。法整備は国会の議決が必要ですが、今は危機事象。「こういう事を考えているので、あらかじめ準備をされたい」と、国が行政文書で自治体に要請することはできないものか? まさかそれをしたら「議会で審議もしてないのに自治体に連絡するなんて、議会軽視だ」などと議員は言いだすのだろうか・・?

 危機的な状況においては、執行権者の迅速な対応を促す制度を工夫すべきではないでしょうか。

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2021年05月28日

紫陽花

 昨日、海老名市役所へ行くと雨の中、職員が誘導灯を持って高齢者の歩行を援助しています。何かな・・と見まわすと、そこはワクチンの集団接種会場へ行くシャトルバスの臨時発着所。こうしたことのおかげ様で海老名市では7月中に高齢者のワクチン接種を終える見通しがたっているとのこと。
「おつかれさま、ありがとう」雨合羽を着た職員にそんな声をかけて通り過ぎる市民がいます。もちろん私も声をかけました。
 私の地元海老名ではこういう具合ですから逆に心配なのは、高齢者の方が接種の予約をしてくれない時のこと。もちろん接種するしないは個人の自由ですから、意思をもって接種しないというのは良いのですが、「まぁそのうちに」とか「どうせ予約できないんでしょ」とかいうことで予約されない方が多いと速やかな接種ができず、ひいては65才以下の人たちへの接種が遅れることにもなりかねませんので、そこはどうかご協力を頂きたいところです。

 県庁前のアジサイが色づきました。
 昨日も飲食業の方から厳しいご批判を頂きました。ワクチン接種に関する政府の対応は「遅い」と私も強く思います。今になって救急救命士にも注射を打たせるとか、接種の担い手不足なんかとっくのうちに分かってたのでしょうから、早いうちに準備を進めておくべきでしょ!と。
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 この花が終わる頃には、緊急事態もまん延防止も段階的にゆるめていけるようにしなければいけません。今が正念場と、どうかご協力ください。
posted by おさだ at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感