2023年03月08日

仕上げの場

 放送法に関することで国会がもめている?
 総務省の文章がどうこうで、高市早苗氏が議員を辞めるとか辞めないとかとやっていらっしゃいますが、そもそも議員の身分というのは選挙を通じて有権者から与えられているものじゃありませんか?議会の議論の中で辞めろと迫るのも不見識なら、それに応じて答える方もいかがなものか。と私は思います。
 国会では九分九厘の部分でまっとうな、そして高度な議論がされているのに、ごく一部のこうしたことばかりが取り上げられて、国民が政治に信頼を置けなくなるのが一番バカバカしいことです。

 さて、県議会は今日と明日予算委員会を行います。私は明日の一番最後に質問に立つ予定で、物価も給料も上がらないこれまでのデフレ経済から脱却するための神奈川県の財政に対する考え方を議論したうえで、県庁職員の働き方改革についても知事の見解を伺います。モバイルと通信環境があれば職員は県庁の庁舎にこもっていなくとも仕事はできる時代。県庁の古びたデスクから抜け出して県民の中で県民と共に働く環境を作って行くべきだと・・・実はもうずっと議論を重ねて来て、予算委員会はその仕上げの場です。

 では行って来ます。

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2023年03月07日

多頭飼育について

 昨日は「共生社会推進特別委員会」でペットの多頭飼育崩壊の問題について質疑を行いました。
 3年ほど前に県内で発生した猫の多頭飼育崩壊の現場では、戸建ての住宅から144匹もの猫が見つかったことがあります。目を覆い、激しいアンモニア臭に鼻を塞ぎたくなるような現場から、とりあえず猫を収容し、治療や避妊去勢手術をし、やがて猫の譲渡に結び付け、そして飼い主の生活を改善するまでには多くの壁があり、この現実に行政の能力が追い付いていない実態を目の当たりにしました。
 熱心なボランティアさんたちのご協力もあり、県の対応力もこの数年向上して来てはいますが、例えばその猫を県の動物愛護センターが引き取る際の手数料一匹あたり4千円についても、100匹を超えるようなケースでは金額が大きくなり、現状の「現金一括前払い」の運用では費用負担ができないために崩壊を解決できないなどのケースもあり、まだまだ課題は残されています。
 何よりも多頭飼育崩壊には飼い主の孤独や貧困、メンタルヘルスなどの問題が共存しているケースがあり、動物だけへの対処では解決しないこともあり、このことに着眼した県と市町村の連携が何よりも大事で大きな課題です。
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 今朝は厚木駅前で朝のレポート配布を行いました。
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 駅前の開発がずいぶんと進んで来ましたね。

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2023年03月05日

啓蟄

 桃の節句も過ぎ、季節は啓蟄。啓蟄とは、冬の間もの陰や土の中でじっとしていた虫たちが動き始める頃という意味だそうです。そう言えばこの季節、自宅の庭にはツグミという鳥がやって来ます。木の枝などに止まらずに、地面に居ることが多く、葉っぱをひっくり返しては下にいる昆虫を食べています。

 人間も虫たちと同様に・・・4月の選挙に向けて水面下での動きが活発になっています。私も今日は事務所開きの神事を行います。青年会議所からは公開討論会を開催すると連絡が来ました。

 4年に一度の評価を頂くために、精一杯活動して行きたいと思います。

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2023年03月01日

議会と選挙

 おはようございます。今日から3月ですね。今朝も寒さが緩み、春を実感します。これから三寒四温の日々になるのでしょう。

 県議会は一昨日一般質問を終え、今日から常任委員会が行われます。そして特別委員会、予算委員会と続いて、また常任委員会で諸議案を採決して、最終日3月15日の本会議採決に臨みます。
 私は根っからの議会人なのかな・・、事務所のスタッフからは「議会が始まると放置される」と愚痴を言われながらも、こうして議会審議に没頭する日々はとても充実しています。
 行きの相鉄線で思いを巡らせ、帰りの相鉄線で一日の言動を反省する。そうして自分の求めたものが県政の中で形を成したときの喜びは、晩酌のつまみに持ち帰る。先日の代表質問は実りの多いものでしたが、神奈川リハビリテーションセンター(厚木市七沢)を、パラスポーツの拠点にすることになったのは、長年取り組んで来た成果でした。

 でも・・・選挙が目の前に迫って来ました。
 夕まずめ、駅を降りると他党の人たちが声を張り上げてビラを配っています。
 差し出されたビラを断り、急き立てられるような思いで支援者の待つ事務所に向かいます。

 県議選の告示は3月31日です。

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2023年02月28日

ご注意下さい。

 見知らぬ人がいきなり玄関先へやって来て「お宅の屋根が壊れていますよ」と言われた、という不審な出来事について、昨日と今日たて続けに二件の話を聞きました。それぞれのお宅の距離は離れています。しつこく玄関のドアを叩いてくるので、インターフォンで応対すると「屋根が壊れているから外へ出て見てくれ」と言われたそうです。女性が恐くなって断ったところ「ご主人は居るか?」と聞いて来たとのこと。

 飛び込みで家の屋根や外壁の修理を勧誘され、依頼したところ粗悪な工事をされた、高額な料金を請求された、といった消費者相談は以前からあります。でも、先日狛江市で起きたような強盗殺人事件もありますから、安易にドアを開けたりしない方が良いですね。
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 今朝は厚木駅で広報活動を行いました。
 この駅・・朝は陽が当たらないので寒いんです!!

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2023年02月26日

二元代表制

 先日、神奈川新聞社が黒岩知事の県政に対するアンケートというものを私のところに持って来ました。「自民党県議団として回答して欲しい」とのこと。そこでアンケート用紙に回答したものがここのところの新聞の特集記事で取り上げられています。
 今日の記事は黒岩知事が肝いりで進めて来たマグカルに対する評価・・・。と、こう書いて「ああマグカルね」と理解できる人は少数だと思いますが、つまり文化芸術(カルチャー)を県内で集積、発信して、人を磁石(マグネット)のように引き付ける取り組み・・といったところの政策。
 これを議会の最大会派の立場で評価しろと言う神奈川新聞。「大いに評価する」「評価する」「どちらとも言えない」「評価しない」「まったく評価しない」の中から選べ、と。
 言っちゃ悪いけど、私たち自民党は特定なイデオロギーに染まらない自由な意志をもった人が47人も集まって、民主的な運営をしている会派ですから、その答えを一人一人に問えば十人十色の答えが帰って来るはず。ですから、一つの答えを選べと迫ること自体が無理な注文なのです。
 色々考えましたが、出した答えは「どちらとも言えない」。なんとあいまいな答えだと自分でも思いながら「評価したいがコロナでオリンピックのチャンスを生かせなかったのは残念。今後の成果を待ちたい」と注釈。これで役員のみんなも「まぁ、そうだよね」と。

 地方議会は国会と違って「二元代表制」というシステムで運営されています。つまり行政の長たる知事とは別な選挙で議員が選出され、知事という個人と、議会という合議体が、互いに対等な立場で議論を交わすという、実にうまく作られた仕組み。ですから、与党の議員の中から首相や大臣など行政の長を選ぶ国会とは議論の趣が違います。なので、選挙で私たち自民党が国会議員も地方議員も含む政党として知事を推薦した、ということと、知事の行政をチェックする県議会の会派として知事をどう評価するかということは、少し別な意味合いを持つものなのです。

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2023年02月22日

2を3で争う展開

 一昨日、4月9日に投開票が行われる県議会議員選挙に向けて、選挙管理委員会による説明会が海老名市役所で行われました。そして海老名市選挙区からこの選挙に立候補を予定している3人の陣営がこの説明会に参加しました。自民党の私と立憲民主党の女性、日本維新の会の女性という顔ぶれです。定数は2ですので、これを3人で争う展開となりました。

 県議会は今日から一般質問。3月31日には選挙が告示されるというなか、15日まで議会が続くわけで、これは現職候補の辛いところです。

 私は、もう16年も県議会議員をやって来たのですから、何かを声高に叫ぶのではなく、これまでの来し方を有権者の皆さんにご判断頂く選挙と考えています。ただ一点ここは主張しなければいけないというのは、神奈川県政は「地に足のついた政治(行政)」という点に重きを置くべきだということ。つまり県民にとって身近な行政サービスに予算を配分し、丁寧に、迅速に取り組むこと。大きく言えばその一点。個々に例を挙げれば・・・この日記では書ききれませんが、消えた横断歩道など道路標示の改善や地域医療を担う意思の不足、児童相談所の体制強化、河川の氾濫防止などは象徴的なこと。個別に見れば小さなことかも知れませんが、県政全体でこういうことに重点を置いて取り組むとなれば、それはとても大きな事でもあります。

 では、今日もその為に行って来ます。

posted by おさだ at 07:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日々雑感

2023年02月21日

危険でしょ!

 なんと危ういことを・・と、バイデン大統領がウクライナの首都を訪問したというニュースに思います。訪問することでどれほどの成果が得られるのか分かりませんが、側近も「極めて困難な移動だった」と発言しています。そこで万が一不測の事態が生じ、合衆国の大統領が殺されるようなことになったていたら、この戦争はまさに第三次世界大戦に発展しかねないではないですか。
 まさか岸田さん「じゃあ俺も・・」なんて考えなきゃ良いけれど・・今さら行ったところで・・。

 昨日、新型コロナウイルスの県内感染者は一年一か月ぶりに500人を下回った、ということで、こちらは少々安心できる状況に。そんな中、私は県内で子どもたちの学校でのマスク着用について取り組んでいる保護者の皆さんと連携をとっています。
 学校でのマスク着用などの感染対策はこれまでにも緩和されてきましたが、実際には体育の事業中もみんなマスクをしていたり、給食中の黙食も依然続いていて、休み時間も大きな声を出せないという現場が多くあるとのこと。
 子どもにとって大きな声で友達と会話したり、対手の表情を見て感情を読み取ったりという学びはとても大切です。今後は子どもたちに対して先生たちが「マスクの着脱は自由だよ」ということをしっかり伝えて、同調圧力のようなものでマスクが外せない、あるいはその逆でマスクを着けられないなんていう事にならないようにして欲しいと、議会に陳情を提出されるということ。そのお手伝いをさせて頂きました。

 今日、議会は休会日。
 選挙が目前に迫り、昨日は選挙管理委員会による立候補予定者への説明会が開かれました。

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2023年02月20日

スパイバルーンが膨らませたもの

 昨日は暖かな風が吹き荒れました。それもそのはず季節は二十四節季の「雨水(うすい)」に入りました。雪解けを促す雨が降り始める頃。
 季節の言葉に獺祭(だっさい)があるそうです。日本酒の人気銘柄ですね。この季節、古来より獺(カワウソ)は水に入って魚を捕り、それを何匹も岸に並べてなかなか食べようとしないのだそうです。その様子がまるで神にお供えものをしているようだ、という事から獺祭ということが言われるようになったとか・・。

 さて、昨今話題のスパイバルーン。いまだに何を目的にこんなことが行われて来たのか・・一般的には意味不明ですが、この事で日本人や米国人の中国に対する警戒感が高まったのは事実だと思います。折りしも防衛費の増額が課題となっている日本では、そのことに対する国民的理解がいくぶん進んだ・・・と、すれば中国にとっては実に皮肉な結果を招いた風船という事になります。防衛費など増やさずに済めばその方が良いに決まっていますが、一昨日北朝鮮から打ち上げられた高性能なICBMミサイルと言い、日本をとりまく極東アジアの武力的緊迫は誠に憂慮すべき事態です。
 中国政府はスパイバルーンなど絶対に認めない姿勢ですが、おそらくこうして話題になる前から米軍はバルーンを補足して、正体を正確につかんでいたと考えるのが当然だろうと思います。

 県議会は今日代表質問三日目。
 では行って参ります。

posted by おさだ at 07:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 日々雑感

2023年02月18日

代表質問を終え

 おかげ様で県議会での代表質問を終えることができました。
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 私もすっかり自民党という政党に馴染んでしまったか・・まぁ、自民党の代表質問なのですから、自民党としての立場で質疑をするのは当然なのですが、知事を推薦する与党的な立場の政党としてセンターラインを進むよう心掛けたつもりです。批判した分だけ認め、求めた分だけ協力もする、県民の声を形にしたいならば、そういう態度も必要だと思っています。

posted by おさだ at 08:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感